森の五重奏団

森の五重奏団・森の合奏団のメンバーは国内外の音楽大学を卒業し現場で活躍する演奏家で構成されています。

2016年クラリネット奏者大藤豪一郎(おおとう ごういちろう)を中心に結成。
日本全国でホール公演やスクールコンサートを中心に活動。文化庁「子供育成総合事業~芸術家の派遣事業~」では毎年各地で好評を博しており、毎年100を超える公演を行っている。姉妹団体の「風の五重奏団」とともに木管五重奏を中心としたプログラム開発や演奏家同士の交流も積極的に行い、木管アンサンブルの発展に寄与している。

2018年5月5日芸術体験ひろば「森の五重奏団おしゃべりコンサート」に出演。

2020年コロナ禍での東京都の助成事業「アートにエールを!東京プロジェクト」にてジブリの歌姫・井上あずみさんとのリモート共演を行う。

同プロジェクトでは福田洋介作曲「さくらのうた」木管五重奏版のMVも採択された。森の五重奏団公式Youtubeチャンネルの「さくらのうた」はクラシックの室内楽MVとしては異例の10万回を超え再生数更新し続けている。

同2020年7月、東京のスタジオと屋久島・口永良部島の小中学校の音楽室をオンラインでつないだ「双方向リモート演奏会」を開催、MBC南日本放送・NHK鹿児島にて放映され、管楽器専門誌「THE FLUTE」と「THE CLARINET」Onlineにその様子が掲載された。管楽器専門誌パイパーズ【PIPERS】2020年9月号では森の五重奏団の特集が組まれた。

2020年10月森のコンサートシリーズとして様々な分野のゲストを迎え、メディア芸術と生演奏のコラボレーションからジブリの歌姫井上あずみさんとの共演まで様々な可能性を模索している。

森のテオリア(日本語オペラ・うた物語)では森の五重奏団のメンバーが楽士を務めるほか、朗読家の原きよさんとのコラボレーションでは音楽物語の公演にも力を入れている。

2021年10月にはトッパンホールにて「木管アンサンブルの響き」と題したリサイタルを開催した。タファネルとニールセンの五重奏曲の他にも、グノー、ドニゼッティの9重奏などをプログラムに取り入れ好評を博した。

これまでに文化庁「子供育成総合事業~芸術家の派遣事業~」をはじめ、文化庁「子供のための文化芸術鑑賞・体験支援事業」、文化庁「文化芸術活動の継続支援事業」、文化庁「Arts For the Future!」 に採択されている。

森の五重奏団・森の合奏団2018-2022シーズンメンバー(五十音順)

フルート:

池田美紀、兼間達郎、黒田聰、白石法久、だてかよこ、長堀美佳、幅絵理香

オーボエ:

市川仁志、大庭蓉子、桜田昌子、田渕哲也、戸田智子、弘瀬麻子、松浦京子

クラリネット:

大藤豪一郎、武田弘、西尾郁子

ファゴット:

磯崎政徳、中澤美紀、中田小弥香

ホルン:

伊東輝道、小川正毅、月原義行、二宮聡美

森のテオリア

2020年音楽歌物語「木馬がのった白い船」(立原えりか原作・木村哲郎作曲)の公演をきっかけに「日本語オペラ」や「うた物語」の公演を行う団体として設立、日本語オペラのワークショップなどを開始。森の五重奏団とのコラボレーションで3人の歌い手と3人のオーケストラ(ピアノ+木管楽器)での日本語の「ことば」と歌、物語と音楽などの可能性を探っている。